(4)-「食べる喜び」
 平成元年から始まった8020運動(80歳まで長生きし
て20本以上の歯を残して楽しく食事を)は、平成8年度 から8020を達成された人には、歯科を含めた健康審査が 行われ、データバンク化されています。そして、現在 6千人以上の人が表彰を受け、どなたも健康で快適な 生活をおくっています。
 これらの人たちの生活の共通点は、▼子供のころか
らあまり甘いものを摂取しなかった ▼しっけが厳し
かった ▼早期治療に注意した ▼かかりつけの歯科
医がいた…等となっています。しかし、現在は8005が
実態で、8020が達成されるのは、2050年ごろと予測さ
れています。しかしこれは今までのやり方での予測で
方法を工夫すれば、もっと早く達成するのは間違いあ
りません。そのためには「よく噛(か)んで食ベる」「歯垢
清掃」「かかりつけ歯科医の定期検診」が必須条件に
なり、これにより全身の健康、ひいては「ぼけ」の防
止になります。朝日新聞の「老いじたく考」に  ”少しでもかみ合わせが悪いとか、どこかが痛むような ときは、何度でも歯科医に治してもらうべきだと思う。 ものが噛めなければ義歯とはいえないのだから、あきら めずに、義歯であっても何でも食べようという気持ちを もつことが大切だ。老いじたくの中に、最後まで自分の 歯でものが食べられるように、手入れを忘れないことも ぜひ加えておきたい。私はそれに失敗して、何本も自分 の歯を失った。だから一層、自分の歯の大事なことが 身にしみる″と生活評論家の吉沢久子氏がご自分の体験 から歯の大切さを訴えています。皆さんも「口の健康」 を見直してください。