(26)-「不正咬合について」
 一口に不正咬合といっても、いろいろな状態があ
ります。
 歯と歯の間に隙間がある場合・隣り合った歯同士
が互いに重なり、歯並びが凸凹になっている場合・
犬歯が八重歯になり突出している場合・上顎の前歯
が突出し、下顎の前歯との間に隙間のある場合(出
っ歯)・下顎が上顎より突き出して、前歯の咬み合
わせが逆になっている場合(反対咬合)・上顎と下
顎の前歯が、奥歯は咬んでいるのに、咬み合わず開
いている場合、一本一本の歯が著しく傾いたり、ね
じれている場合等、多くのケースがあります。
 学校検診で、不正咬合を指摘された場合は、この
中のどれかに属していると思われます。
 不正咬合は、上下顎の咬み合わせの不調和を生じ
るだけではありません。咬むことによる歯の面の清
掃作業が妨げられることで、食べかすが停滞したり
、歯がよく磨けないために、むし歯や歯周炎、歯周
病の原因になります。
 また、歯並びの悪さが審美的な障害になり、精神
的な負担となってきます。そして、不正咬合のまま
食事を続けていると、顎の関節にもいろいろな症状
を呈してくることがあります。 矯正治療が必要な
ケースかどうか、歯科医院で相談してください。