(18)-「8020二コニコまつり」
 兵庫県歯科医師会は平成12年10月で創立百周年を迎え
ました。そこで、9月4日に神戸新聞松方ホールにて
「8020二コニコまつり=歯キラリ笑顔イキイキすこや
か長寿」を開催しました。今回はホップ賞として60歳
で24本以上自分の歯をもつ「6024達成者」107人ステ
ップ賞として70歳で22本以上もつ「7022達成者」155人
、ジャンプ賞として、「8020達成者」54人が出席し、
それぞれに記念品が贈呈されました。
「歯の健康で気をつけたことは?」との質問には、
「固いものをしっかり噛んだことが、歯や歯茎や顎の
骨を鍛えるのにつながったのではないか」と答えられ
ており、子供のころからの食生活に秘訣があるものと
思われます。
 京都大学霊長類研究所の片山教授は、講演の中で、
縄文人の歯の特長を踏まえ「時代が進むごとに顎骨が
小さく弱々しくなっている。それを是正するためには
母親のケア、すなわち赤ちゃんがものを食べ始めるよ
うになったら、なるべく固いもの(例えばスルメ等)
を食べる習慣を身につけることが非常に重要である」
と述べ、更に、「歯は、長生きをするため、美しく保
つため、あるいは自分自身を表現するもので、私達の
命であり、「歯を以て貴しと為す』という気持ちが大
切」と結ばれました。
 野生動物にとって、歯の脱落は生命の終了を意味す
る場合がほとんどです。例えば、家庭の犬や猫をみて
も、子犬、子猫のころ箸や革靴や椅子の脚等固いもの
であれば手当たり次第に噛んでボロボロにされた経験
をお持ちのことと思いますが、これは生命維持のため
に子供のころから歯を本能的に鍛えているのです。幸
福とは口福とも書けます。美味しいものを何歳になっ
ても美味しく食べるため歯を大切に。