(15)-「20代30代は歯が弱点」
読売新聞に「20代30代は歯が弱点」という記事
が掲載されていました。戦後、虫歯が最も多かったと
いわれる世代に当たる20−30歳代の人の多くが
「歯は60歳までもたない」と不安を感じている。
歯の衛生週間を前に行われた男女300人へ
のアンケートで、こんな結果がでたというものです。
この年齢層、特に30歳代は高度経済成長期の下で、
食生活の変化と菓子等の氾濫、更に歯磨きの教育が徹
底していない「虫歯の洪水」といわれた時代に少年期
を過ごした人たちです。
内容は、70%の人に「歯を磨くと出血する、水な
どがしみる」等の自覚症状がありながら50%の人は
「様子をみる、痛むまでそのまま」と放置する人が多
いようです。この世代の人々は働き盛り、または育児
の最中で、食生活では外食率が高く、歯周病発生に関
与する喫煙率も高いようです。したがって食後の歯磨
き等の口腔の管理も十分にできていないようです。ま
た子どものころ過半数の人が、「歯磨き指導を受けた
ことがない」と答えており、歯磨きはしていても自己
流で徹底していないのではないかと思われます。そし
て「自分の歯は何歳くらいまで丈夫?と尋ねると、答
えは平均で「57歳」で、「80歳になつたとき20
本残っている自信があるかどうか」では74%の人が
「ない」と答えています。そして、この世代の口腔ケ
アのよしあしが8020運動達成のカギになると警鐘
しています。日本歯磨工業会の調査でも、朝・夕食の
前後や就寝前に歯磨きしている人は90%以上いるのに
対し、昼食後はわずか19%で、それも大半が40歳代の
女性であったと発表しています。お昼の歯磨き習慣を
是非つけて下さい。