(10)-「いい歯の日とは?」
6月の「歯の衛生週間」は広く知られていますが、
日本歯科医師会は11月8日も「いい歯の日」として
歯科保健対策キャンペーンを展開しています。今年の
日刊紙のPR紙面を一部紹介いたします。
◎妊娠中の方へ(お腹にいる時から、赤ちゃんのお口
のケアは始まっています。「妊娠中、お腹の赤ちゃん
にカルシウムをとられお母さんの歯が弱くなる」とい
う風説、聞いたことはありませんか。たしかに、赤ち
ゃんが必要としているカルシウムは母体から与えられ
るもの。しかし、栄養状態のよくなった現代では、あ
まり考えられないことだと言われています。妊娠中に
むし歯や歯周病にかかりやすいのは、味覚が変わり甘
いものが好きになったり、つわりのためお口のケアが
おろそかになったりするのが主な理由です。また、お
腹の中にいるとき、遅くても10週目にはすでに乳歯の
もととなる「歯胚」が形づくられ、さらに早ければ妊
娠4カ月前後には永久歯の歯胚もできはじめます。で
すから、お口のケアのほかにも栄養が偏らないような
食生活を、いままで以上に心がけることが大切です。
赤ちゃんが産まれると、自分の歯が悪くなってもなか
なか歯科医院へ足を運ぶ時間がとれません。妊娠の安
定期に入ったら一度健診を受け、出産までには治療し
ておきましょう。赤ちゃんに「いい歯」を与えるため
に気づかってあげられること、それはお口のケアを含
めた、総合的な健康管理にほかなりません。)
◎お母さん方へ(歯ブラシは自分でできると言う子供
ほどむし歯が多いという統計があります。歯磨きを覚
えたての小さいお子様は、ブラッシングの方法を十分
に身につけていないので、必ずお母さんがきれいに磨
きあげてください。)